新学期応援セール:学生も社会人もお得・9月16日までセールを見る

外国語PDFを読みながら翻訳できるアプリ5選|対応端末・注釈・無料枠で選ぶ

外国語のPDFを読んでいる途中で、分からない一文だけをすぐ日本語にしたい。そんなときは、別の翻訳サイトへ文章を貼り付けるより、選択範囲や現在のページをその場で翻訳できるPDFリーダーが便利です。

本記事では、翻訳単位、対応端末、注釈、オフライン対応、無料枠・利用条件の5点から、PDF翻訳アプリを比較します。整份ファイルの翻訳、レイアウト保持、翻訳済み文書の出力を比較したい場合は、PDF文書翻訳ツールの比較記事をご覧ください。

翻訳機能付きPDFリーダーの選び方

「PDFを翻訳できる」と書かれていても、実際の使い勝手はアプリごとに異なります。分からない一文だけを確認したいのか、現在のページを続けて読みたいのか、スキャンされた資料を扱うのかを先に整理すると、必要以上に高機能な製品を選ばずに済みます。

  • 翻訳する範囲:専門用語や一文の意味を確認するだけなら選択範囲の翻訳で十分です。複数の段落を続けて読むなら、現在ページまたはページ範囲を指定できるか確認します。文書全体の翻訳や翻訳済みPDFの出力が目的なら、本記事ではなく文書翻訳ツールを選びます。
  • 文字を選択できるか:テキストPDFはそのまま部分翻訳できますが、紙を取り込んだスキャンPDFでは文字を選択できない場合があります。手元の資料で選択できなければ、翻訳機能だけでなくOCRにも対応するアプリが必要です。
  • 読解後の作業:訳文を読むだけで終わるのか、原文へハイライト、下線、コメントを残すのかを決めます。調査資料や教材では、翻訳後も同じ画面で注釈を続けられると、コピー&ペーストやアプリ間の移動を減らせます。
  • 通信環境とデータ経路:クラウドAIを使う製品は、通常ネット接続やログインが必要です。移動中に使う場合はオフライン翻訳の有無を、業務資料を扱う場合は端末内処理か外部AIへ送信する方式か、APIキーなどの設定が必要かを確認します。
  • 無料枠と継続コスト:「無料」と表示されていても、質問回数、AIクレジット、ファイル数、ページ数、OSバージョンなどに制限があります。月に読むPDFの件数と、1件あたりに確認する箇所の数を見積もり、無料枠で足りるか判断します。

迷った場合は、実際に読むPDFを1件使い、「一文を選択して翻訳する」「現在ページを翻訳する」「訳した箇所へ注釈する」「別の端末で開き直す」の順に試してください。この4点を同じアプリで無理なく行えるかを見ると、機能表だけでは分からない操作の相性を判断できます。

PDF翻訳アプリおすすめ5選

5製品はいずれもPDFを開いたまま翻訳できますが、選ぶ理由は異なります。複数端末でページ単位まで訳したいならUPDF、Apple端末でオフライン翻訳を優先するならPDF Expert、Androidで選択部分を素早く訳すならXodo Mobileというように、翻訳範囲と利用条件をセットで比べてください。

アプリ向いている読み方読みながら訳せる範囲端末・通信条件導入前に確認する制限
UPDFPCとスマホをまたぎ、短い確認からページの連続読解まで進めたい選択範囲・現在ページ/ページ範囲Windows、Mac、iOS、Android。AI翻訳はネット接続を前提にする無料AI枠はPDF 5件、1件10MB・100ページ、質問100回。超過後は有料
Foxit PDF Reader幅広い端末で、分からない語句や一文を都度確認したい選択範囲Windows、Mac、iOS、Android、Web。ログインしてクラウドAIを利用無料枠は月20クレジットで、AI操作1回につき1クレジットを消費
PDF ExpertApple端末で、通信できない場所でも外国語PDFを読みたい選択範囲(アプリ内の文書翻訳にも対応)Mac、iPhone、iPad。Appleの端末内翻訳を使うためオフライン対応Premium機能。macOS 15以降またはiOS/iPadOS 18以降が必要
Xodo MobileAndroidで閲覧中の選択部分をすぐ翻訳したい選択範囲(Android版で確認)翻訳導線はAndroid版で確認。iOS版へ同じ挙動を当てはめない翻訳固有の現行無料上限は公開情報で確認できないため、アプリ内確認が必要
Right PDF Pro会社指定のOpenAI/Azure OpenAI環境をPDF閲覧に組み込みたい選択範囲Windows、Mac。自分のOpenAI APIキーまたはAzure OpenAI認証情報で接続API側の残高・利用料が別途必要。アプリの試用期間は14日間

1. UPDF:端末をまたいで部分・ページ翻訳を使いたい人向け

UPDFは、PDFの閲覧、注釈、AI翻訳を一つの画面で進めたい人に向く選択肢です。文章を選択して訳す方法に加え、ページ単位で翻訳できるため、短い確認にも連続した読解にも対応しやすいのが強みです。

UPDFのPDF閲覧・翻訳

対応端末:Windows、Mac、iOS、Android。ハイライト、下線、コメントなどの注釈機能も同じアプリ内で利用できます。

無料枠・注意点:2026年8月31日時点のUPDF AI無料枠は、PDF 5件、1ファイル10MB・100ページ、質問100回です。AI翻訳のオフライン動作は確認できないため、ネット接続を前提に選びましょう。

弱点:無料AI枠を超える継続利用には有料プランが必要です。Apple端末で完全オフライン翻訳を最優先する場合は、後述のPDF Expertも比較してください。

Windows • macOS • iOS • Android 100%安全

2. Foxit PDF Reader:幅広い端末と無料リーダー機能を重視する人向け

Foxit PDF Readerは、Windows、Mac、モバイル、Webで閲覧・注釈環境をそろえたい人に向いています。文書内のテキストを選択し、AI Assistantから翻訳を実行できます。

Foxit PDF Readerの製品ページ

無料枠・注意点:AI機能はサインインが必要です。2026年8月31日時点では無料ユーザーに月20クレジットが付与され、AI操作1回につき1クレジットを使用します。

弱点:無料枠は月単位のクレジット制なので、長い資料を頻繁に読む用途では上限に達しやすくなります。ページ単位で連続翻訳したい人にはUPDFのほうが分かりやすい選択です。

3. PDF Expert:Apple端末でオフライン翻訳したい人向け

PDF Expertは、Mac、iPhone、iPadでネット接続に頼らず翻訳したい人に適しています。Appleの翻訳フレームワークを使い、処理を端末内で完結できるため、移動中や通信環境が不安定な場所でも使いやすい選択肢です。

PDF Expertのオフライン翻訳

利用条件:翻訳はPremium機能で、macOS 15以降またはiOS/iPadOS 18以降が必要です。注釈機能も利用できます。

弱点:WindowsとAndroidには対応していません。また、日本語・中国語・韓国語では横書きテキストに限られるため、縦書き資料には向きません。

4. Xodo Mobile:Androidで選択部分をすぐ訳したい人向け

Xodo Mobileは、AndroidのPDFビューア内で文字を選択し、そのまま翻訳したい人に向いています。閲覧中の文章を別アプリへコピーする手間を減らし、ハイライトやコメントも続けて追加できます。

Xodo MobileのPDF閲覧

利用条件:XodoにはiOS版もありますが、今回確認できた選択翻訳の公式情報はAndroid版です。翻訳固有の現行無料文字数は公式情報で確認できなかったため、利用前にアプリ内表示を確認してください。

弱点:端末間で同じ翻訳経路をそろえたい人には不向きです。iPhone・iPadでは、本記事の確認範囲から同等機能があるとは断定できません。

5. Right PDF Pro:自社のAI認証情報を使いたい人向け

Right PDF Proは、WindowsまたはMacで専門的なレビュー・注釈を行いながら、選択範囲をAI翻訳したい人に向いています。右クリックから「選択範囲を翻訳」を実行し、結果をノートへコピーできます。

Right PDF ProのAI翻訳

利用条件:OpenAI APIキーと有効残高、またはAzure OpenAIの認証情報が必要です。製品には14日間の無料試用がありますが、AI利用料金や上限は接続先の契約に依存します。

弱点:外部AIの初期設定が必要なため、登録後すぐに翻訳を始めたい初心者には向きません。モバイル中心の読書にも不向きです。

UPDFで読みながら翻訳する2つの方法

UPDFでは、分からない箇所だけを訳す「選択翻訳」と、段落を続けて読むための「ページ翻訳」を使い分けられます。語句や一文の確認なら選択翻訳、前後の文脈や図表の説明まで追うならページ翻訳を選ぶと、必要以上にAI枠を消費せずに読解できます。

  • 選択翻訳が向くケース:専門用語、契約条項、引用したい一文など、確認箇所が明確なとき。原文の位置を見失わず、訳した部分へそのままハイライトやコメントを残せます。
  • ページ翻訳が向くケース:論文の考察、マニュアルの操作説明、表の前後にある注記など、複数の段落を続けて理解したいとき。現在ページまたは必要なページ範囲に絞ると効率的です。

選択した文章だけを翻訳する

選択翻訳は、閲覧モードのまま意味を確認したい語句や文章を選び、フローティングメニューから翻訳結果を開く方法です。別の翻訳サイトへコピーせず、原文の位置を見ながら日本語訳を確認できます。

  1. UPDFでPDFを開き、閲覧モードで翻訳したいテキストをドラッグして選択します。
  2. 表示されたフローティングメニューでUPDF AIの機能一覧を開きます。
  3. 機能一覧から「翻訳」を選び、翻訳先の言語を「日本語」に設定します。
  4. 翻訳結果のポップアップが表示されたら、選択した原文と日本語訳を確認します。
UPDFで選択範囲を翻訳

文字をドラッグしても選択できない場合は、画像として保存されたスキャンPDFの可能性があります。その場合は先にOCRを実行してテキストを認識させてから、同じ手順で翻訳してください。

現在のページを翻訳する

ページ翻訳は、結論まで複数段落を追う資料や、本文と図表の説明をまとめて理解したい場面に向きます。文書全体を一度に処理するのではなく、読んでいるページから必要な範囲だけ指定すると、翻訳結果を原文と照合しやすくなります。

  1. UPDF AIパネルを開き、ページ単位の翻訳を選びます。
  2. 対象を現在のページまたは必要なページ範囲に設定します。
  3. 翻訳先を日本語にして実行し、訳文を確認します。

詳しい端末別手順は、UPDFでPDFを翻訳する方法で確認できます。

UPDFで現在ページを翻訳

実行後は、固有名詞、数値、否定表現を原文と見比べてから注釈へ転記しましょう。翻訳済みPDFの出力やレイアウト保持が目的の場合は、読みながら訳す機能ではなく、PDF文書翻訳ツールの比較を確認してください。

Windows • macOS • iOS • Android 100%安全

用途別に選ぶなら

製品名から選び始めるより、まず「使えない条件」を一つ決めると候補を絞りやすくなります。オフライン必須、Android必須、自社API必須などの制約を先に確認し、その後で翻訳範囲と無料枠を比較してください。

  • 端末をまたいでページ単位まで訳す:Windows、Mac、iOS、Androidを使い分け、短い選択翻訳とページ翻訳の両方が必要ならUPDFが第一候補です。AI利用時のネット接続と無料枠は事前に確認します。
  • Apple端末でオフライン利用する:通信できない場所での翻訳が必須ならPDF Expertが適しています。ただしPremium契約と対応OSが条件で、Windows・Androidでは使えません。
  • 幅広い端末で短い箇所を都度訳す:閲覧・注釈環境を広くそろえ、語句や一文の確認が中心ならFoxit PDF Readerが候補です。月20クレジットで利用頻度を賄えるかを見積もります。
  • Androidで部分翻訳を優先する:スマホで選択した文章を手早く訳したいならXodo Mobileを検討します。翻訳導線はAndroid版で確認されており、無料上限はアプリ内での確認が必要です。
  • 自社のAI認証情報を使う:OpenAI APIまたはAzure OpenAIを管理し、デスクトップのPDF閲覧へ組み込みたいならRight PDF Proが候補です。初期設定とAPI側の利用料を許容できるかが判断点です。

候補が2つ以上残った場合は、機能数ではなく、普段使うPDFで同じ作業を行ったときの負担を比べます。

  1. 普段使う端末、オフラインの要否、外部AI認証情報の可否で、条件を満たさない製品を除外します。
  2. 実際のPDFで文字を選択できるかを確認し、一文の翻訳とページ単位の読解のどちらが多いかを判断します。
  3. 同じ1ページを候補アプリで読み、翻訳までの操作数、注釈の残しやすさ、無料枠の消費を比較して最終決定します。

よくある質問

スキャンPDFで文字を選択できないときはどうすればよいですか?

画像として保存された文字は、そのままでは選択翻訳できません。先にOCRで文字を認識させてから、選択範囲またはページ単位の翻訳を実行してください。

オフラインでPDFを翻訳できますか?

製品によって異なります。PDF Expertは対応するApple端末でオンデバイス翻訳ができます。UPDFやFoxitなどのAI翻訳は、ネット接続を前提に確認してください。

無料のPDF翻訳アプリだけで十分ですか?

短い資料や試用なら無料枠で足りる場合があります。ただし、質問数、クレジット、ファイル数、OS要件、外部API料金などの条件があるため、読む量と頻度に合わせて選びましょう。

まとめ:翻訳単位と使う端末から選ぶ

PDF翻訳アプリを選ぶときは、製品数よりも「選択範囲だけでよいか、現在ページまで必要か」「どの端末で読むか」「注釈を続けるか」「オフラインが必須か」を先に決めることが重要です。

端末をまたいで読みながら翻訳し、必要な箇所へそのまま注釈したい場合は、UPDFから試してみてください。スキャンPDFで文字を選択できないときは、先にOCRを使ったスキャンPDF翻訳の手順を確認しましょう。

Windows • macOS • iOS • Android 100%安全

お客様に最高のエクスペリエンスをお届けするために、当社のウェブサイトはクッキーを使用しています。このウェブサイトを継続的に使用すると、当社のプライバシーポリシーに同意したことになります。