ピンクリボンのチラシ、作り直す前に。海外のPDFを日本語にする方法

ピンクリボンのチラシは、白紙から作らなくてもいい

ピンクリボンのイベントで配るチラシやポスターが必要になったら、まずは乳がん啓発団体が公開している資料を探してみましょう。日本語の資料をそのまま活用する方法もあれば、海外のPDFを日本語に翻訳して使う方法もあります。

「このポスター、すごくいい。読めたらもっといいのに」。海外の啓発資料を見て、そんなふうに思ったことはありませんか。写真も配色も、伝えたいメッセージもぴったり。ただ、フランス語やポルトガル語だった。

イベントまではあと2週間。デザイナーはいない。週末が丸ごと空いている人もいない。予算は、ほぼゼロ。気付けば今年も、Wordで作った案内の隅にピンクのリボンを置いている。準備担当には、なかなか身に覚えのある展開です。

原文で紹介されているリーズの地域グループによる啓発イベントの準備例

使いたい資料がすでにあるなら、翻訳して、日時や会場を加え、配布できる形に整える方法があります。この記事では、海外のピンクリボン資料を探すところから、UPDFで日本語版のPDFを仕上げるまでを紹介します。

チラシやポスターは、啓発団体の公開資料から探す

10月の乳がん啓発活動は、フランスでは「Octobre Rose」、ポルトガルでは「Outubro Rosa」と呼ばれています。どちらも、ピンクリボン活動の資料を探すときに役立つ言葉です。

フランス:ポスターから説明資料まで、まとめて探せる

フランスのがん啓発団体Ligue contre le cancerのエソンヌ支部は、Octobre Roseの広報キットを公開しています。

公開ページには、印刷やオンラインで使うポスター、乳房の変化を確認するための資料、検診の説明、予防に関するメッセージなどが掲載されています。掲示するものと、手に取って読んでもらうものを一緒に探せる構成です。

Ligue contre le cancerが公開するピンクリボン啓発ポスターと資料

ポルトガル:配布用PDFとSNS素材がそろう

Liga Portuguesa Contra o CancroのOutubro Rosaダウンロードページには、2026年版のチラシPDF、Facebook投稿用画像、Instagramストーリーズ用バナーが掲載されています。

会場での配布とSNSでの告知を両方予定しているなら、媒体ごとの見せ方も参考になります。

Liga Portuguesa Contra o CancroのOutubro RosaチラシとSNS素材

翻訳や編集をして配布する場合は、配布元の利用条件を確認してください。翻訳について記載がなければ、配布元に確認してから進めます。

日本語の資料をそのまま配りたい場合

日本語の啓発チラシが必要なら、ピンクリボンフェスティバルの公式配布資料も選択肢です。ブレスト・アウェアネスを伝えるマンガのチラシなどを、印刷用PDFで入手できます。

こちらは印刷して活用できますが、改変などは禁止されています。自分たちのイベント日時や会場を案内したい場合は、元の資料を変更せず、別紙を添えると分かりやすくなります。

海外のPDFを、UPDFで日本語に翻訳する

新しいチラシをデザインするなら、デザインアプリが便利です。でも、使いたいポスターやパンフレットがすでに決まっているなら、写真や段組みを生かしながら翻訳できるPDFツールが役立ちます。

UPDFの「PDF翻訳」では、元のレイアウトを保ちながら、翻訳したPDFを作成できます。翻訳だけの出力と、原文・訳文を並べる出力を選べるため、内容の確認と配布用の仕上げを分けて進められます。

以下は、翻訳・編集して使えるPDFを用意したうえで進める、Windows・Mac版の基本手順です。

Windows • macOS • iOS • Android 100%安全

  1. 資料を開きます。ダウンロードしたフランス語やポルトガル語のPDFを、UPDFで開きます。
  2. 「PDF翻訳」を選びます。右上の「UPDF AI」を開き、パネル内の「PDF翻訳」をクリックします。
  3. 翻訳先を日本語に設定します。対象のページ範囲と、翻訳モードも選びます。
  4. 翻訳して保存します。「翻訳」をクリックし、保存先を指定すると、翻訳済みPDFが作成されます。

確認には対訳、配布用には翻訳のみ

「バイリンガルレイアウト」は、原文と日本語訳を並べて確認したいときに便利です。用語や数字を見比べながら、文章を整えられます。

「翻訳のみ」は、日本語のチラシとして仕上げたいときに向いています。まず対訳で確認し、配布用には日本語だけのPDFを作る、という使い分けもできます。

翻訳後は、見出しの改行、文字のはみ出し、写真と説明文の位置を確認しましょう。フランス語では一行だった見出しが、日本語でも同じ場所に収まるとは限りません。最後のひと調整で、ぐっと読みやすくなります。

また、海外の検診案内には、その国の対象年齢や受診間隔、相談先が書かれていることがあります。日本向けに案内する部分は、国立がん研究センターの乳がん検診情報や開催地域の案内と照合して整えてください。

PDF翻訳は、iPhone・Android版でも利用できます。移動中に資料を確認し、会場情報の追加や印刷前の調整はパソコンで進める、といった使い方もできます。詳しい操作は、PDF翻訳ガイドをご覧ください。

日時・会場・QRコードを加えて、自分たちの案内にする

翻訳ができたら、イベントの案内を加えます。日時、会場、主催者、申し込み先が分かれば、読んだ人が次の行動を取りやすくなります。

  1. 翻訳済みPDFで「編集」を開きます。イベント日時や会場を、テキストとして追加します。
  2. ロゴやQRコードの画像を配置します。使用する画像ファイルを追加し、大きさと位置を調整します。
  3. 別名で保存します。元の資料と区別できるファイル名を付け、イベント用のPDFとして保存します。

QRコードは、保存後のPDFだけでなく、試し刷りでも読み取ってみましょう。会場で「こちらから申し込めます」と案内したら、去年のフォームが開いた。そんな小さな事件は、準備中に片付けておきたいところです。

元の資料への追記ができない場合は、日時・会場・申し込み先をまとめた案内を別紙で作ります。詳しい編集方法は、PDF編集ガイドでも確認できます。

ポスターと配布資料をまとめて、印刷の準備をする

ポスター、パンフレット、検診の説明資料、参加申込書。ファイルが増えてきたら、印刷に必要な順番で整理します。

Wordの申込書もPDFにそろえる

申込書をWordで作っている場合は、UPDFにファイルをドラッグ&ドロップしてPDFに変換できます。変換後は、記入欄や改ページの位置を確認して保存します。

Mac版では「ファイル」から「作成」を開き、「WordからPDF」を選ぶ方法もあります。複数の形式で届いた資料をPDFにそろえておくと、この後の整理が楽になります。

印刷用の資料を一つのPDFに結合する

UPDFのバッチ処理で「結合」を選び、必要なPDFを追加します。並び順を調整して「適用」をクリックすると、資料を一つのPDFとして保存できます。

印刷会社に渡す場合は、ファイルと一緒に、資料ごとの部数や片面・両面の指定も伝えます。一つにまとまっているからといって、全部同じ設定で印刷するとは限りません。

A3のポスターとA4の配布資料を見分ける

結合したPDFにA3とA4が混ざっている場合は、用紙サイズも確認しておきましょう。せっかくのポスターが、配布用チラシと仲良くA4に縮小されて出てくる前に。

UPDFの「ページを整理」を開き、上部の「AI チェックページ」をクリックすると、ページサイズの不統一などを検出できます。右側の結果一覧から該当ページに移動し、どの資料をどのサイズで印刷するか確認します。

A3とA4を意図して使い分けているなら、その違いを残して印刷設定を分ければ大丈夫です。操作の詳細は、AIページ管理ガイドをご覧ください。

無料で試して、配布用のファイルを仕上げる

UPDFは無料でダウンロードして、操作を試せます。無料版で保存したファイルには試用版の透かしが入るため、まず翻訳やレイアウトの確認に使い、透かしなしで仕上げる場合はUPDF Proを利用します。

PDF翻訳とAIページ管理は、UPDF AIの利用枠を使う機能です。PDF編集・結合などのPro機能とは利用条件が異なるため、必要な作業に合わせて料金プランを選べます。

チラシを作り直す時間を、イベントの準備に回そう

地域のボランティア活動、職場の健康啓発週間、学校やコミュニティ施設の展示。準備する時間が限られているときほど、すでに公開されている資料が助けになります。

日本語の資料が目的に合えば、そのまま活用する。海外の資料を使いたいなら、利用条件を確認し、翻訳して、必要な案内を加える。ポスターのデザインから全部引き受けなくても、準備は進められます。

次の10月も、白紙のページとにらめっこするところから始める必要はありません。使いたい資料を見つけたら、まずはUPDFで日本語に翻訳してみましょう。

Windows • macOS • iOS • Android 100%安全

お客様に最高のエクスペリエンスをお届けするために、当社のウェブサイトはクッキーを使用しています。このウェブサイトを継続的に使用すると、当社のプライバシーポリシーに同意したことになります。