PDFをEPSに変換するなら、インストール不要のオンライン変換ツールを使う方法と、Adobe Acrobatからオフラインで書き出す方法があります。手早く変換したい場合はオンライン、機密性の高いファイルや出力設定を細かく調整したい場合はAcrobatが候補です。
この記事では、PDFからEPSへ直接変換できる4つのオンラインサービスと、Acrobatを使う方法を紹介します。各方法の基本手順に加え、複数ページや画像主体のPDFで確認したい点もまとめました。
なお、UPDFはEPSを直接出力しません。EPSへ変換する前にPDFのテキストや画像を修正したい場合、またはEPSではなくPNG・JPG・BMP・GIF・TIFFで十分な場合に利用できます。
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PDFをEPSに変換する方法の選び方
EPSをすぐに1回だけ作成するなら、ブラウザで完結するオンライン変換が手軽です。一方、ファイルを外部サービスへアップロードしたくない場合や、PostScript、フォント、ページ範囲などの設定を確認したい場合はAdobe Acrobatが適しています。
どの方法でも、元のPDFが画像主体の場合、EPSへ変換するだけで写真や低解像度画像が自動的に編集可能なベクターデータになるわけではありません。用途に応じて、変換後の線、文字、画像の状態を必ず確認してください。
| 方法 | 利用環境 | 選ぶ目安 |
|---|---|---|
| CloudConvert | オンライン | 基本的なPDF→EPS変換をブラウザで完了したい場合 |
| Convertio | オンライン | シンプルなアップロード・変換・ダウンロード手順を重視する場合 |
| Online-Convert | オンライン | サイズ、DPI、フィルター、切り抜きなどの設定を確認したい場合 |
| FreeConvert | オンライン | ページ範囲や元PDFのパスワード入力欄が必要な場合 |
| Adobe Acrobat | オフライン | 外部サイトへアップロードせず、EPS/PSの書き出し設定を調整したい場合 |
オンラインでPDFをEPSに変換する方法4選
オンラインツールはインストール不要で利用できます。ただし、無料利用の条件や画面構成は変更されることがあるため、変換前に各サービスの最新表示を確認してください。また、社外秘資料や個人情報を含むPDFは、組織のルールに従って取り扱いましょう。
1. CloudConvert

CloudConvertのPDF→EPS変換ページでは、PDFをアップロードしてEPSへ変換できます。
- PDF→EPS変換ページを開き、「Select File」からPDFを選択します。
- 入力形式がPDF、出力形式がEPSになっていることを確認し、変換を開始します。
- 処理が完了したらEPSファイルをダウンロードし、必要なアプリで内容を確認します。
2. Convertio

ConvertioのPDF→EPS変換ページも、ブラウザ上で直接変換できるサービスです。
- 「ファイルを選ぶ」から変換するPDFを追加します。
- 出力形式としてEPSが選択されていることを確認し、変換を実行します。
- 変換後のファイルをダウンロードし、文字や画像の欠けがないか確認します。
3. Online-Convert

Online-ConvertのPDF→EPS変換ページには、サイズ、DPI、カラーフィルター、切り抜きなどの任意設定があります。変更が不要なら、初期設定のまま変換できます。
- 「Choose File」からPDFを追加します。
- 必要な場合だけサイズ、DPI、フィルター、切り抜き範囲などを設定します。
- 「Start」を選択し、変換が完了したらEPSファイルをダウンロードします。
4. FreeConvert

FreeConvertのPDF→EPS変換ページでは、ページ範囲の指定や、開くためのパスワードが設定されたPDF向けの入力欄も確認できます。
- 「Choose Files」からPDFを選択します。
- 必要に応じてページ範囲などの設定を確認し、「Convert to EPS」を選択します。
- 変換後のEPSをダウンロードして保存します。
Adobe AcrobatでPDFをEPSに変換する方法(オフライン)

Adobe AcrobatはPDFをEPSまたはPS形式へ直接書き出せます。ファイルをオンラインサービスへアップロードせずに処理したい場合や、印刷・プリプレス向けの設定を確認したい場合に適した方法です。
- Acrobatで対象のPDFを開き、グローバルバーから「変換」を選択します。
- 左側の「その他の形式」を開き、出力形式として「EPS」を選択します。
- 必要に応じて「設定」を開き、PPD、ASCII/バイナリ、PostScriptレベル、フォント、ページ範囲などを確認します。
- 「EPSに変換」を選択し、ファイル名と保存場所を指定して保存します。
EPSは一般に単一ページの画像やイラストを別の文書へ配置する用途で使われます。複数ページのPDFを扱う場合は、ページ範囲と実際の出力単位を確認してください。
PDFをEPSに変換する前の確認ポイント
- 用途:入稿先や制作担当者が本当にEPSを必要としているか確認します。閲覧・共有だけならPDFのままの方が扱いやすい場合があります。
- ページ数:EPSは単一ページ用途が中心です。複数ページPDFでは、ページごとに出力されるか、ページ範囲を指定できるかを確認します。
- データの種類:PDF内の文字や図形がベクターか、写真・スキャン画像などのラスターかを確認します。形式変換だけで低解像度画像の情報量は増えません。
- 機密性:外部サービスへアップロードできないPDFは、組織のルールに従い、Acrobatなどのオフライン方法を検討します。
- 変換後の確認:EPSを実際に使用するアプリで開き、フォント、線、色、画像、切り抜き範囲を確認します。
UPDFで変換前のPDFを整える方法
UPDFはPDFをEPSへ直接変換するソフトではありません。ただし、変換前にPDFの内容を修正したり、ページを確認したりする用途に利用できます。また、最終的にEPSが不要だと分かった場合は、PDFをPNG、JPG、BMP、GIF、TIFFへ変換できます。
- 対応形式:UPDFのWindows版が直接出力できる画像形式はPNG、JPG、BMP、GIF、TIFFです。EPSは含まれないため、EPSが必要な場合は前述の直接変換方法を使用してください。
変換前にPDFを編集する
EPSへ変換する前に誤字や不要な画像を直しておけば、変換後の修正作業を減らせます。

- UPDFで対象のPDFを開きます。
- 「ツール」から「編集」を選び、修正するテキストまたは画像を選択します。
- 必要な変更を行い、元ファイルを残したい場合は別名で保存します。
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EPSが不要なら画像形式に変換する
画像として共有・掲載することが目的なら、EPSではなくPNG、JPG、BMP、GIF、TIFFで要件を満たせる場合があります。

- UPDFでPDFを開き、「ツール」から「変換」を選択します。
- 「画像」を選び、PNG、JPG、BMP、GIF、TIFFから必要な形式とページ範囲を設定します。
- 「適用」を選択し、保存先を指定します。
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複数のPDFをまとめて処理する
複数のPDFを同じ対応形式へ変換する場合は、Windows版UPDFのバッチ変換を利用できます。ただし、バッチ変換でもEPSは選択できません。

- UPDFのホーム画面で「ツール」を開き、バッチ処理の「変換」を選択します。
- 「ファイルを追加」から対象のPDFを追加します。
- 対応する出力形式と必要な設定を選び、「適用」を実行します。
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PDFをEPSに変換する際によくある質問
PDFをEPSに無料で変換できますか?
CloudConvert、Convertio、Online-Convert、FreeConvertにはPDF→EPSのオンライン変換ページがあります。無料利用の条件や上限は変更されることがあるため、変換前に各サービスの最新表示を確認してください。
複数ページのPDFは1つのEPSになりますか?
EPSは一般に単一ページ用途で使われます。サービスによってページごとの出力やページ範囲の扱いが異なるため、変換前に設定とダウンロード結果を確認してください。
UPDFでPDFをEPSに変換できますか?
いいえ。Windows版UPDFの画像出力はPNG、JPG、BMP、GIF、TIFFに対応していますが、EPSは含まれません。UPDFは変換前のPDF編集や、EPSが不要な場合の画像出力に利用してください。
PDFをEPSに変換すれば、すべてベクターデータになりますか?
いいえ。元のPDFに写真やスキャン画像などのラスターデータが含まれる場合、形式をEPSに変えても元画像の情報量が自動的に増えるわけではありません。変換後のEPSを使用予定のアプリで開き、線、文字、画像を確認してください。
まとめ
PDFをEPSへ手早く変換するなら、CloudConvert、Convertio、Online-Convert、FreeConvertの直接変換ページを利用できます。外部サービスへアップロードせず、PostScriptやフォント、ページ範囲などの設定を確認したい場合はAdobe Acrobatが候補です。
UPDFはEPSを直接出力しませんが、変換前のPDFを編集したり、EPSが不要な場合にPNG、JPG、BMP、GIF、TIFFへ変換したりできます。まず最終用途と必要な形式を確認し、適した方法を選びましょう。
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