PDFの不要なしおりは、本文やページを残したまま削除できます。重複した項目だけを消す場合も、すべて整理する場合も、しおりを編集できるソフトで対象を選び、削除して保存するのが基本です。
画面の一覧を隠したいだけなら、しおりパネルを閉じれば十分です。以下では、PDF自体から不要なしおりを削除する手順と、削除できないときの対処法を紹介します。
PDFのしおりを個別・まとめて削除する方法
重複した項目や不要な章のしおりを消す場合は、削除する範囲を選んでから処理します。ここでは、1件・複数・すべての削除を同じパネルで行えるWindows版UPDFを使います。元のPDFを残し、作業用のコピーを開いてください。
削除する範囲を選ぶ
左側のしおり形のアイコンをクリックし、「しおり」パネルを開きます。階層がある項目は展開し、中に残したいしおりがないか確認します。
| 消したい範囲 | 選択方法 |
|---|---|
| 1件だけ | 対象のしおりをクリックする。 |
| 連続する複数の項目 | 最初の項目をクリックし、Shiftキーを押しながら最後の項目をクリックする。 |
| 離れた位置にある複数の項目 | 最初の項目をクリックし、Ctrlキーを押しながら追加したい項目をクリックする。 |
| すべてのしおり | しおり一覧の項目をクリックしてから、Ctrl+Aキーを押す。 |
選んだ項目は強調表示されます。複数を削除するときは、消したい項目だけが選ばれているか確認しましょう。

親のしおりを削除すると、その下の子しおりも一緒に削除されます。章内の一部だけを整理したい場合は、親ではなく、不要な子しおりを選んでください。
すべて削除するときは、しおり一覧にフォーカスがある状態でCtrl+Aを使います。検索欄や本文を選択したままでは、しおりの全選択になりません。

選んだしおりを削除する
選択した状態でDeleteキーを押します。マウスで操作する場合は、選択中のしおりを右クリックし、メニュー上部のごみ箱アイコン「削除」をクリックしても削除できます。

保存して結果を確認する
- 対象のしおりが一覧から消えたら、Ctrl+Sキーで変更を保存します。
- 保存したPDFを閉じ、同じ保存先のファイルを開き直します。
- 対象のしおりが削除され、残したいしおりと本文が保たれているか確認します。すべて削除した場合は、しおり一覧が空になっていれば完了です。

なお、名前や順番を直すために削除しようとしているなら、しおりの名前や並び順を編集すれば、必要な項目を残して整理できます。
今使っている閲覧ソフトにしおりの削除機能がない場合は、UPDFでこの手順を進められます。削除する項目が多くても、範囲を選べば1件ずつ操作する必要はありません。
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PDFのしおりを削除できないときの対処法
しおりを削除できないときは、症状に合う項目から確認してください。
| 症状 | まず確認・対処すること |
|---|---|
| 削除の項目がない・複数選択できない | 編集機能の有無と、しおり一覧を選択しているかを確認する。 |
| 編集制限で削除できない | 編集権限と必要なパスワードを確認する。 |
| 保存したのにしおりが残る | 編集したファイル名と保存先を確認する。 |
| ページ内の目次が残る | しおりとは別の要素。文字を消すには本文を編集する。 |
削除の項目がない・複数選択できない
しおりを表示できても、編集できるとは限りません。ブラウザーなどの閲覧画面に削除機能がなければ、PDFを端末に保存し、しおりを編集できるソフトで開きます。
UPDFで複数選択できない場合は、しおり一覧の文字部分をクリックしてからShift/Ctrlキーで選択してください。右クリックで削除するときは、メニュー上部のごみ箱アイコン「削除」を使います。
編集制限で削除できない
PDFは開けても、編集が制限されていることがあります。文書のセキュリティ設定や、操作時に表示される制限メッセージを確認してください。
編集権限があり、必要なパスワードが分かる場合は、UPDFでパスワード保護を解除したコピーを保存してから整理できます。パスワードが不明な場合は、作成者に編集可能なPDFを依頼しましょう。
保存したはずなのに、しおりが残っている
メールの添付ファイルや元のダウンロードファイルを開くと、編集前のしおりが表示されることがあります。編集したPDFを保存先から直接開き直してください。同名のコピーがある場合は、「資料名_しおり整理済み.pdf」などの名前で区別すると確認しやすくなります。
保存時にエラーが出ていた場合は、保存先への書き込みが可能かを確認し、別の保存先を選んでください。
しおりを削除しても、ページ内の目次が残る
しおりと、ページに文字として書かれた目次は別のものです。しおりを削除しても目次が残るのは、削除の失敗ではありません。目次の文字も消したい場合は、PDF本文の文字を編集します。しおりだけを整理するなら、本文を変更する必要はありません。
PDFのしおり削除に関するよくある質問
Q1. 無料でしおりを削除するときの注意点は?
削除機能に加えて、無料で保存できる条件も確認してください。UPDFの無料版では保存時に透かしが追加され、透かしなしで保存するにはProが必要です。配布用の資料では、操作できるかだけでなく、保存後のファイルの状態も確認しましょう。
Q2. 誤って削除したしおりは戻せますか?
元のPDFやバックアップが残っていれば、そこからやり直せます。上書き保存したファイルしかない場合に備え、作業前のコピーを残しておくと安心です。本文が残っていれば、必要なページにしおりを作成し直す方法もあります。
まとめ
PDFのしおりは、必要な本文を残したまま個別・まとめて削除できます。選択範囲と親子関係を確認してから削除し、保存後のファイルで結果を確認しましょう。削除できない場合は、編集機能の有無、文書の制限、保存先の順に確認すると原因を絞れます。
一部だけ残したい場合も、すべて消したい場合も、UPDFでは選択範囲を変えて処理できます。手元のPDFに合う選び方で、不要なしおりを整理してみてください。
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