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PDFのページサイズを揃えるには?混在するページの統一と保存方法

PDFを結合したら、図面のページだけ大きい、チェックシートだけ小さい。これは、元のPDFのページ寸法が異なるために起こります。スキャンした書類や画像から作ったPDFでも、取り込んだ際の設定によってサイズがばらつくことがあります。

全ページを同じ寸法で保存するには、出力先の用紙サイズと、内容をその中に収める設定が必要です。この記事では、A3・A4・A5が混在するPDFを例に、WindowsでのPDF出力、オンラインでの変更、保存後の確認と余白の調整を説明します。

PDFのサイズを揃える前に、目的を確認する

「PDFを同じサイズにする」作業は、必要な仕上がりによって方法が変わります。提出するファイル自体の寸法をそろえたい場合と、印刷する紙だけをそろえたい場合を区別しましょう。

必要な仕上がり使う方法選ぶときの注意点
全ページが同じ寸法のPDF 用紙サイズを指定してPDF出力する、またはページサイズ変更ツールを使う ページの外枠と、内容の拡大・縮小を確認する
A4に統一した印刷物 実際のプリンターでA4とフィットを指定する 元のPDFのページ寸法は変わらない
余白を減らした読みやすいページ 必要なページをトリミングする 余白を削るだけでは全ページが同じ寸法になるとは限らない

たとえばA3の図面とA5のチェックシートをA4に収める場合、図面は縮小され、チェックシートは設定に応じて拡大されます。元ページと出力先の縦横比が違えば、内容全体を残すために余白が生じます。ページ寸法をそろえることと、文字の大きさや余白をそろえることは別です。

PDFのページサイズを揃えて保存する方法

作業前に、提出先が指定する用紙サイズと向きを確認し、元ファイルを残してください。ここではA4を例にしますが、指定がある場合はその寸法を優先します。

Windowsで用紙サイズと内容を合わせてPDF出力する

UPDFの印刷機能とWindowsの「Microsoft Print to PDF」を使う方法です。プリンター一覧にこの出力先がある環境で、ページの見た目を整えた配布用PDFを作成できます。

ただし、印刷によってPDFを作り直すため、しおり、リンク、入力フォームなどの機能がそのまま残るとは限りません。これらを維持する必要がある資料では、元ファイルを保管し、出力後の動作まで確認してください。

  1. PDFを開いて印刷画面へ進みます。UPDFで対象のPDFを開き、右上の保存アイコン横にあるメニューから「印刷」を選択します。
  2. 保存メニューから印刷を開く
  3. プリンター・用紙サイズ・ページ範囲を指定します。印刷画面右上のプリンター選択欄で「Microsoft Print to PDF」を選びます。「用紙サイズ」を「A4」に設定し、「ページ範囲」が先頭から最終ページまでになっていることと、「すべてのページ」が選ばれていることを確認します。
  4. 「サイズ」から「合わせる」を選びます。画面右下の「サイズ」タブを開き、「合わせる」を選択します。ページの内容を指定した用紙に収めるため、この手順では「100%表示」や「カスタム倍率(%)」は選びません。
  5. A4とフィットを指定した印刷設定
  6. 向きと各ページのプレビューを確認します。A4の縦向きに統一する場合は、「向き」を「縦」に設定します。プレビュー下の矢印でページを切り替え、横長の図面や小さなページも確認してください。内容が端で切れていないか、文字が小さくなりすぎていないかを確認します。
  7. 別のファイル名で保存します。「印刷」をクリックし、表示される保存画面で保存先とファイル名を指定します。「賃貸物件募集・内見用資料_A4統一.pdf」など、元ファイルと区別できる名前で保存してください。

印刷する用紙だけを揃えたい場合

上の手順で出力先を実際のプリンターに変更し、A4・フィット・必要な向きを指定します。この場合は紙に出力されるだけで、サイズを統一したPDFは保存されません。ファイル提出が必要な場合は、PDF出力先を選んでください。

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オンラインでページサイズを変更する

ソフトをインストールできない場合は、PDF24のPDFページサイズ変更ツールも利用できます。ページサイズと向きを指定して、新しいPDFを保存するツールです。処理はサーバー上で行われるため、外部へのアップロードが認められている資料で使ってください。

PDF24のページサイズ変更ツール
  1. 公式ツールを開き、「ファイルを選択する」から対象のPDFを選びます。
  2. 新しいページサイズと向きを設定します。ページサイズを統一する場合は、対象全体に同じ出力設定を使います。
  3. 変更を実行し、処理後のPDFを保存します。次の確認項目に沿って、元のPDFと仕上がりを見比べてください。

サイズを揃えたPDFの確認と調整

保存した新しいPDFを開き直します。「ページ全体を表示」のように画面に収める表示では、寸法の違うページも同じ大きさに見えることがあるため、表示上の印象だけで判断しないようにしましょう。

  • 寸法と向き:PDFビューアーのページサイズ表示で各ページを確認します。A4縦は210×297mm、A4横は297×210mmです。用紙規格だけでなく縦横も統一する指定なら、幅と高さの両方をそろえます。
  • 内容の欠け:図面の端、表の右端、脚注、ページ番号が残っているかを確認します。特に元が大きいページと、トリミングしたページを重点的に見ます。
  • 読みやすさ:縮小された注記や細い線が読めるかを確認します。小さすぎる場合は、提出条件が許せば大きい用紙を選ぶか、図面だけ別ファイルにする方法を検討します。
  • ページ数と動作:ページの抜けや順序の変化がないか、必要なリンク・しおり・フォームが機能するかを確認します。
保存後のPDFのA4サイズと内容を確認

一部のページだけ寸法が揃わない場合

出力時のページ範囲が「全ページ」になっていたか、元のPDFではなく新しいファイルを開いているかを確認します。元ページに合わせて用紙を選ぶ設定が有効だった場合は、出力する用紙を固定してやり直してください。

寸法は同じでも、余白で本文が小さく見える場合

余白を含むページ全体が縮小されると、本文も小さくなります。該当する元ページの余白を先に調整してからPDF出力し直すと、本文に使える範囲を広げられます。

UPDFでは「ツール」から「トリミング」を開き、枠や余白の設定で残す範囲を指定します。本文、見出し、ページ番号を枠内に残し、対象のページ範囲を確認して適用してください。レイアウトの異なるページへ同じ設定を一括適用すると、必要な部分が切れることがあります。

本文を残して余白をトリミングする設定

A3とA5から同じ幅の余白を削っても、仕上がりの寸法はそろいません。トリミング後に指定サイズでPDF出力し、再度確認します。余白の細かな調整方法は、PDFをトリミングする手順をご覧ください。

PDFのサイズ統一に関するよくある質問

Q1. ページサイズを統一すると、PDFの容量も小さくなりますか?

必ず小さくなるわけではありません。ページサイズは幅・高さ、ファイル容量はMB・KBで表すデータ量です。メール添付やアップロードの容量制限に対応したい場合は、圧縮を別途検討してください。詳しくは、PDFのページサイズ変更とファイル容量の違いをご覧ください。

Q2. Macでも「Microsoft Print to PDF」を使いますか?

いいえ。本文の「Microsoft Print to PDF」はWindows向けです。Macでは使用するアプリのPDF保存・印刷機能を確認してください。外部へのアップロードが可能な資料であれば、本文のオンラインツールも選択肢になります。

まとめ

ページサイズが混在するPDFは、出力する用紙と内容の収め方を指定して統一します。WindowsではUPDFの印刷画面で設定でき、ソフトを追加できない環境ではオンラインツールも選択肢になります。

仕上げは、保存したPDFの寸法と内容の確認です。余白が原因で本文が小さく見えるページだけを調整すれば、必要な情報を残しながら資料を整えられます。

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