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WindowsでPDFの余白を切り取るには?方法の選び方と失敗時の対処

WindowsでPDFの余白を切り取り、PDFのまま保存したい場合は、ページのトリミングに対応したツールを使います。PDFを開けるアプリでも、表示の拡大や画像の切り取りでは、元のPDFの余白は変わりません。

この記事では、EdgeやSnipping Toolとの違いを整理したうえで、余白の調整、複数ページへの適用、保存後の確認までを説明します。うまく切り取れない場合は、後半の症状別の対処も確認してください。

WindowsでPDFを切り取るには、どの方法を選ぶ?

PDFをダブルクリックするとEdgeで開く環境では、そのまま編集できると思うかもしれません。EdgeのPDFリーダーには表示の拡大・縮小や注釈などの機能がありますが、表示倍率を変えてもページの余白は保存し直されません。トリミングの項目が見つからない場合は、ページの切り取りに対応したツールでPDFを開きましょう。

目的・利用環境選ぶ方法判断のポイント
余白を整えたPDFを保存したいページのトリミングに対応したPDF編集ソフト残す範囲と適用ページを指定できます。本記事ではWindows版UPDFの手順を紹介します。
ソフトを追加できないPCで作業したいブラウザーで使うPDFトリミングツールファイルを外部サービスへアップロードしてよい場合の選択肢です。
図表だけを画像として使いたいSnipping Tool画面の一部を画像として取り出します。元のPDFをトリミングする操作ではありません。

インストールが難しい場合は、iLovePDFのPDFトリミングも候補になります。社外へのアップロードが認められていない資料なら、社内で利用を認められたPDF編集ソフトを使ってください。

Snipping Toolで撮った画像をPDFにしても、元のPDFの文字や図形の構造をそのまま引き継ぐわけではありません。文字の検索やコピーを続けて使いたい書類では、元のPDFを直接トリミングする方法を選びます。

PDFの余白をトリミングする

Windows 10/11でUPDFを使うと、枠をドラッグして切り取る範囲を指定したり、上下左右の余白を数値で調整したりできます。無料版は保存時に透かしが入るため、透かしなしで提出する必要がある場合は、利用条件を確認してから作業してください。

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PDFを開き、トリミングを選ぶ

  1. UPDFで元のPDFを開き、余白を調整したいページを表示します。
  2. 左上の「ツール」から「トリミング」を選びます。
Windows版UPDFのトリミング入口

残す範囲を決める

紫色の枠をドラッグし、残したい範囲を囲みます。端の白い部分だけを減らすなら、本文に加えてヘッダー・脚注・ページ番号も枠に収めてください。

左右を同じ幅で切り詰めたいときは、右側のパネルで単位を「mm」にし、左と右に同じ余白の値を指定すると調整しやすくなります。1ページだけなら、ほかのページへ適用する設定になっていないことを確認して「適用」を選びます。複数ページを処理する場合は、次の設定をしてから適用します。

PDFの四辺の余白を調整する画面

複数ページに適用して保存する

一括で設定できるのは、1つのPDF内の複数ページです。表紙と本文、縦向きと横向きのページなど、レイアウトが異なる部分は範囲を分けます。同じ用紙サイズでも、端に注記や図表があるページを基準にすると、切り過ぎを防ぎやすくなります。

  1. 残す範囲を調整した状態で、右側の「変更を適用する」をオンにします。
  2. 「ページ範囲」で開始・終了ページを指定します。左右の余白が交互に変わる資料は、「奇数ページ」と「偶数ページ」に分けて設定します。
  3. 対象を確認し、「適用」を選びます。
トリミングを適用するページ範囲

表紙がある資料では、紙面に印字された「1ページ」とアプリ上の1ページ目が一致しないことがあります。ページ範囲や奇数・偶数は、PDF内のページ順を確かめて指定してください。

仕上がったら元ファイルとは別の名前で保存し、保存先からそのPDFを開き直します。余白が減っていることに加え、範囲の最初・最後と、図表や脚注が端にあるページで内容が欠けていないか確認すれば、まとめて適用した結果も判断できます。

PDFの余白をトリミングする前後

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トリミングがうまくいかないときの確認点

切り取り直す前に、対象ページ・残す範囲・開いているファイルのどこに違いがあるかを確認しましょう。

症状確認すること対処
1ページだけ変わった/違うページが変わった適用範囲が現在のページだけになっていないか、印字されたページ番号で指定していないか。アプリ上のページ順で対象を指定し直します。奇数・偶数の選択も確認します。
一部のページで文字や図表が欠けた横向きのページや、本文位置の違うページが同じ範囲に含まれていないか。元ファイルの該当ページを基準に、内容が収まる枠でやり直します。レイアウトの異なるページは別の範囲に分けます。
保存したのに余白が変わって見えない「適用」後に保存したか。Edgeなどで、編集前から開いていた元ファイルを見ていないか。保存先とファイル名を照合し、変更後のファイルを開きます。見た目の大きさではなく、本文とページ端の間隔を比べます。
作り直したPDFの文字がぼやける/選択できない途中でスクリーンショットを画像として保存し、PDFに変換していないか。その場合は元のPDFに戻り、ページを直接トリミングします。元から画像だけのPDFなら、トリミングだけで文字の選択はできるようになりません。

よくある質問

トリミングで隠した部分は、相手に見られなくなりますか?

トリミングだけでは、隠れた部分のデータが完全に削除されたとは限りません。別のソフトや設定で再表示できる場合もあるため、個人情報などを削除して共有したいときは、墨消しなど、情報を削除するための処理が必要です。

トリミング後もA4サイズのPDFとして提出できますか?

ページの外周を切り詰めると、表示されるページの縦横寸法が変わります。A4指定の提出先には、保存後のページサイズを確認してください。A4を維持しながら配置を整える必要がある場合は、トリミングとは別にページサイズや内容の配置を調整します。

余白を切り取れば、PDFの容量も減りますか?

トリミングは主にページの表示範囲を変える操作なので、余白が減ってもファイルの容量が減るとは限りません。添付できる容量に収めることが目的なら、PDFの圧縮を検討してください。

まとめ

Windowsで余白を整えたPDFを作るには、ページのトリミングに対応したツールで元のPDFを編集します。複数ページの資料では、同じ設定を使えるレイアウトごとに適用範囲を分けることが、仕上がりをそろえるポイントです。

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